間違いない。 VS 残念。

今年の流行語大賞候補が発表されましたが、今年の芸人枠の注目は、ギター侍波田陽区。「〜っていうじゃない」「残念」「〜斬り」の3つがノミネート。
同じく有力候補だった長井秀和の「間違いない」はノミネート外。
明暗が分かれた2人の違いはどこにある?
※あくまでも私の個人的意見であることをご了承願いたい。

  • ネタでの使用頻度の違い

波田陽区は、ノミネートされた言葉が3つともひとつひとつのネタに含まれている。
対する長井秀和は、「間違いない」という言葉は半分くらいのネタにしか使われない。(最近はもっと少ないような気がする。)
これでは波田陽区に後れを取るのもうなづける。

  • イメージする言葉

波田陽区といえば、やはり「残念」という言葉が浮かんでくる。
同様に、ガッツ石松といえば、「OK牧場」である。(これもノミネート作品)
しかし、長井秀和は、「珠緒だ」がまず浮かんできてしまう。ネタとしては強烈なのだが、すべてのネタを珠緒ネタにするわけにもいかず、この程度では流行語にはならないだろう。

  • 認知度

流行語大賞にノミネートされるには、やはり老若男女まんべんなく支持を集める事が必要である。私の親は世間でいう老年層だが、「〜っていうじゃない」を最近使うようになった。ところが、私の友達にしろ、親にしろ、「間違いない」は日常会話にあまり登場しないのだ。(ちなみに私や私の友達は「残念」をよく使うようだ)


思いつくだけでも、長井秀和の劣勢は否めない。そこらへんを選考委員の方々は分かっていらっしゃるようですな。
でも、今年の流行語大賞は「ヨン様」なんだ。間違いない。たぶん。

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 お話しさせていただきます。 song? by Hidekazu Nagai