新宿物語。〜検査〜

入院した日の午後から早速検査に突入。…の前に点滴。
点滴っちゅーのはどんなもんだろう?キョ〜ミ半分キョーフ半分。
看護師さんは腕をつかみ、慎重に血管の場所を探る。ぺちぺちたたいて血管を浮き出させる。そしてぶっとい針を取り出す。えっ!?採血の時の針の3倍くらい太いじゃないか!
狙いを定め、針を突き刺す。ぐっ。痛みも採血の3倍増し。そんなこんなしているうちに腕に管が固定され、いっちょうあがり。
腕の中に謎の液体が流れ込む…。血管がふくれるような違和感。ちょっと手首を動かしてみた。管が血管に当たるのかちくちく痛む。


しばらくして検査室からお呼びがかかる。歩けるのにな…と思いつつも車椅子に乗り検査室へ。点滴を気にしながら台の上へ横になる。
「背骨の神経の様子を見ますから、これから造影剤を入れますねぇ〜。」といって先生が腰のあたりを消毒し始めたらしい。後ろが見えないからすごいドキドキ。「じゃあ麻酔しますねぇ。ちくっとしますよぉ。」不意に麻酔の針が腰に刺さる。うっ!思わずぴくっと反応するが体はがっちり押さえられている。「大丈夫ですねぇ。じゃあ、背骨に針を刺しますよぉ。」…。麻酔が効いているため感覚無し。「痛くないですねぇ。造影剤入れます。」注入されているらしいがわからない。「針抜きますねぇ。」針が抜かれたらしいがわからない。「はいおしまい。また呼びますね。」
台の横にはストレッチャーが横付けされる。移動しようとするが腰に力が入らないため、ごろんと転がって移動。腕に力を入れたため、点滴の管が真っ赤に染まる。血の勢いが点滴に勝ってしまったので血が逆流してしまったのだ。特に問題ないとのことなのでほっておく。病室に戻りしばらくベッドで安静。


2時間くらいたっただろうか。再度お呼びがかかる。ストレッチャーで検査室へ。CTスキャンで撮影。そしてまた同じように病室へ。
夕食。食べ終わると頭がぼーっとして首が痛い。まだ造影剤が抜けてないようだ。ベッドに横になる。そうこうしているうちに点滴が終わり、針を抜く。やっと自由になれた!
しかし、翌日にはつかの間の自由が奪われることになるのだった…。


次回に続く。

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