マイカー日本一周、完結。〜その2〜

さてさて、今回の旅はお忍びであります。忍びといえば忍者。ということで、忍者の里に向かうのであった。ニンニン。


やってきました。ここは甲賀の里忍術村。忍術村だけあって、入口の道は荒れているし、一見そんな施設とは思えないほど淋しい場所。門をくぐり、中に入る。罠がしかけてあって、足を引っかけると鳴子が鳴って網が被さってくる仕掛けをちょっと期待していたがもちろんそんなものはなく。
からくり屋敷に入り、くノ一おねぃさんの説明を聞く。朝一だったのでお客さんが少なく、マンツーマン。ちょっとドキドキ、ちょっと気恥ずかしい。どんでん返しはドリフのコントみたいにぐるぐるまわるのかと思っていたら、敵が後を追って中に入れないようにということで、180度しか回転しないということを学んだ。


ひととおり説明を聞き、外に出たところで、忍術道場をやりますので集まってくださいとのアナウンスが。運動不足解消(?)ということで子どもに混じって大人げなく参加。
ひととおりポイントをこなし、免許皆伝の巻物をありがたく頂きました。


↓ 忍者道場その一「石垣上り」 サンダルだったのでちょっと苦戦。


↓ 忍者道場その二「塀越え」 忍者刀を足場にしなければならないルール。


↓ 忍者道場その三「塀横歩き」 腹を壁側にすると失敗する罠。


↓ 忍者道場その四「壁づたい」 位置取りに失敗すると手足を交差させるハメに。


↓ 忍者道場その五「綱渡り」 前日の雨により足場が悪かったため中止。


↓ 忍者道場その六「坂道上がり」 ダッシュは結構キツイ。


↓ 忍者道場その七「一本渡り」 丸太は滑るので注意。


↓ 忍者道場その八「井戸抜け」 出口の場所はけっこう盲点。


↓ 忍者道場その九「水グモ池」 さすがにやるのは子どもだけ。


続きまして、ちょっと離れたところにある甲賀流忍術屋敷に足を運ぶ。なんでも、昔から残っている忍術屋敷はここだけで、他の施設はコピーか作り物らしい。
おいしいお茶をいただき、おじさんの説明を聞く。忍術というものは暗殺に使うものではなく、敵から身を守るために使ったということ。また、手裏剣は2枚か3枚くらいしか持てるモノではなく、自分が命を落とすという最期の時に相手を倒すモノだということを学ぶ。


そして、甲賀といったらやはり伊賀。ということで行っちゃいましたよ。伊賀の忍者博物館。伊賀上野の公園の駐車場は満車。駐車場待ちしていると、右翼の車が次から次へと下りてくる。どうも集会があったらしい。後ろで駐車場待ちしてた車はじゃまになるのでさよ〜なら〜。私はぎりぎり駐車場に滑り込みセーフ。無事忍者博物館へ。
ここでもくノ一のおねぃさんが大衆を相手にご説明。どんでん返しの説明は鮮やかな身のこなしで瞬きしている間に壁に消えた…。すばらしい。すばらしいが、ここのどんでん返しは360度回転だ。おねぃさん曰く、「忍者は上手く隠れられるように何度も練習を重ねたそうです。」甲賀と伊賀ではえらい違いだ…。
資料館で展示を見る。ここでは、伊賀と甲賀は対立していたのではなく、もともとは同じものだったということを学ぶ。


メインイベント。せっかくだから忍者ショーを見る。出演しているおねぃさんがすげーかっこいい。惚れた。親分の鎌ヌンチャクアクション。圧巻。普段はやらないらしいので、今回のお客さんは運がいいとのことでした。


↓ おねぃさん。かっくいー。


↓ 親分。気合い入ってます。


その後、いったん紀伊長島まで南下し、海沿いを走って北上。途中鳥羽の花火を車窓から鑑賞。そして道の駅「菰野」でおねんね。

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  お祭り忍者 水雲SINGLE song by Ninja