マイカー日本一周、完結。〜その5〜

とうとう長い道のりが終わりに近づく。最後の一日。伊豆半島を北上する。
朝っぱらにもかかわらず、けっこう道が混んでいる。海沿いを走っているため、まわりはほぼ海水浴を楽しまんとする車なのだろう。道の左右では駐車場の客引きパフォーマンスが繰り広げられている。むなしさを感じながら車を進める。


暑さに耐えられず、コンビニに立ち寄りカップのアイスを購入。コンビニの駐車場で食おうと思っていたのだが、駐車場待ちの車のプレッシャーに負け、運転しながら食べることに。(よい子はまねしないように(爆))
けっこう渋滞してるから食えるだろうと思っていた。アイスも予想も甘かった。コンビニをすぎてすぐに30km/hくらいで車が流れ出した。右手でハンドルをもち、左手でアイスのカップをもち、口にスプーンをくわえながら走る。もうちょっとゆっくりなら食えるのに…。なんとも中途半端な速度。信号にもぶつからず。それでもちょこちょこ食いながら走る。アイスが溶けまくってどろどろ状態。しくしく。


混み混みの相模湾沿いを走り、国道16号のはじっこ三浦半島観音崎へ。いちおうここで祝・完結なのだが、まあ時間もあるので、日本の道の起点、東京日本橋へ向かう。
国道16号、1号、15号と通り、新橋までやってきた。日本橋はもうすぐ。というところで痛恨の一撃!
右車線を走っていたらそのままバイパス地下道に入ってしまったのだ。こっちは国道ではないのでミスコースとなり、戻らなければならない。が、看板には無情の文字「上野まで直通」。うげぇ。日本橋が目的地なのに上野なんてぇぇ…行き過ぎにもほどがある。地下道を走り、地上にでて、また地下道…。地上に出たときに左車線をふと見る。あれ?地下道から脱出できるじゃないか。さっそく左車線に移動し、次の地上に出るタイミングを待つ。そして何度目かの地上へ。しかしそこはすでに上野。左に曲がれないばかりか、右車線から右折する道があるではないか。ガ〜ン。ここに来て裏目裏目に出る。やっとのことでUターンし、来た道を戻る。
新橋まできたが、またもう一度Uターンして正しい道に戻らなければならない。一方通行など複雑に絡み合う道で、カーナビがあるにもかかわらず方向感覚が麻痺して頭がパニックにナリながら運転する。カーナビの目的地は自宅で、経由地に日本橋を設定しているため、道を外れる→リルート→リルート中に自分の判断でコース取りをする→再度リルート計算となり、まったく意味をなさないのだ。(泣)そんなこんなで1回信号無視をしてしまったじゃないか!


やっとのことで日本橋に到着。道路元標に敬意を表し、ここにマイカー日本一周の完結を宣言する。本州、北海道、九州、四国。いや〜長かったわ。やり遂げた感でいっぱいな私なのでありました。


↓ 道路元標。日本の道は日本橋から始まる。


さて、ここで問題です。来年のお盆はどこに行こう?

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  カッチョイイゼ! JAPAN song by Bi-yu-den