ほっかほっかの北海道。〜その0〜

この連休を利用して、北海道へハードでリッチに旅立ちます。
主な目的は、来年4月で廃止されてしまう「ちほく高原鉄道」に乗りに行くためなんですが、この時期を逃すと北海道は銀世界になっちまうので、休みを使って行くことにしました。


JRには「ぐるり北海道フリーきっぷ」というものがありまして、有効期間5日、北海道までの行き帰りは新幹線もしくは東北本線経由の特急(寝台特急含む)が利用でき、北海道内は特急の指定席が乗り放題というお得なきっぷ。値段的には東京〜札幌往復で十分元が取れる。
今回は、行きは寝台特急北斗星」、帰りは新幹線「はやて」を利用することに決定。


さて、日程が決まったら、次はきっぷの手配。狙うは北斗星B寝台1人用個室「ソロ」である。普通の2段式開放B寝台とおなじ値段で一人の空間が確保できるのだ。しかも、「ぐるり北海道フリーきっぷ」では、追加料金なしでのれてしまうのだ。これに乗らない手はないのだ

だが、問題が一つ。北斗星は超人気列車なので発売直後に売り切れる。ましてや乗車日は連休前の金曜日なのだ。指定席はいつもインターネット予約で手配するのだが、個室はインターネット予約不可。ということは、発売日(1ヶ月前の午前10時)に駅に並ぶか、旅行代理店で事前予約するかである。発売日は平日なので仕事がある。ということで1ヶ月半くらい前に会社近くのJTBに望みを託す。


そして運命の発売日。結果は×。とりあえず開放B寝台を確保してもらう。そしてチケットを購入したその日から、駅通いの日々が始まる。
駅を通るごとにソロのキャンセルがないか確認するのだ。しかし何度通っても空きがない…。
最初のころは駅員さんも機械の操作に手間取ることもあったが、だんだんなれてきたらしい。今までそんなこと(ソロのキャンセル待ち)する人いなかったのかなぁ?


そして出発一週間前。まだキャンセルが出ない。会社も残業をせずに帰り、その足で駅通い。5日前、4日前…。ソロの空きは全くない。ダメ元でA寝台一人用個室「ロイヤル」の空きを聞いてみる。ロイヤルは、北斗星1編成につき4室しかなく(ちなみにソロは北斗星1号で35室、北斗星3号では12室)、しかも連休前のため、入手確率はほとんどないに等しいプラチナチケットなのである。現に前に聞いたときは空きがなかったのだ。駅員が端末を操作する。…なに!?一つあいてる!!!「買います!」即答である。
ちなみに、A寝台なので「ぐるり北海道フリーきっぷ」は運賃のみ有効。2万ちょいの追加出費である。


しか〜し。至れり尽くせりのサービスがロイヤルにはあるらしい。
あれもこれもなにもかも…。2万払うだけの価値があるかどうか、それをこれから実際に確かめてきま〜す!!

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