ほっかほっかの北海道。〜その2〜

ちほく高原鉄道の車両。もうすぐ廃止。

札幌に着いた私は、オホーツク3号にて北見へむかう。来年4月で廃止となるちほく高原鉄道ふるさと銀河線に乗車するのである。
JRではないので北見駅で乗車券を購入すべく自動券売機へ。終着駅池田までは3410円。1000円札を投入。が、受け付けない。何度やっても受け付けない。「新札は使えません。」なにー!!どうすんじゃい!!すぐ廃止だから設備投資ケチってるのか!!ま、そばの売店のおばちゃんが交換してくれたからいいようなものの。


そんなこんなで無事乗車。時刻は2時半。地元の学生たちがたくさん乗っており、それなりに混んでいる。
しかし。だがしかし。4〜5駅すぎるとみな降車。乗っているのは私をはじめ、観光客とおぼしき人数人を残すのみ。そして途中駅から乗ってくる人は皆無。これでは廃止されるわけだ…。


そして途中駅置戸に到着。なにやらツアーの団体が乗り込んできて車内は超満員。外が見えないじゃないか!しばらくそんな状態が続いたあと、陸別駅で団体さんはごっそり降車。またもや淋しいローカル線。そしてあたりはだんだんと闇の世界へ。日も暮れた5時半頃、終点池田に到着。3時間のローカル線の旅でした。


そして夕食のために帯広に向かう。帯広の名物は豚丼。ガイドブックを片手にお店へGo!!
……ない。店がない。ガイドブックに書いてある店の場所は駐車場。なんてこったい。釧路行きの特急の時間まではあと1時間くらいしかない!!どうする?どうする??
とりあえずコンビニに入り、ガイドブックを読みあさる。なんとか別の豚丼の店の場所を記憶し、探し当てる。オッケーイ!ありました。やっとのことでおいしい豚丼にありつけました。
特急の時間まであと20分。お会計です。旅先ではいつもニコニコカード払い(爆)。
店のおばちゃんがなにやら手間取っている。トラブったか?カード情報が盗まれて限度額使われてしまったのか?カードの磁気がおかしくなったのか?ちょっと不安になる。おばちゃんがどこかへ電話している。電話を終えたおばちゃん曰く、「上で電話使ってたから電話回線が使えなくてねぇ。ちょっと待っててね。」はぁ?カード用の電話回線くらい開店中は確保しとけっての。こっちはあまり時間ないんだから…。


そして特急に乗るべく帯広駅へ早歩きで向かう。ところが…駅員さん曰く「20分くらい遅れて運転いたしております。」なにーーーー!店を探し回って、早食いして、会計で待たされて、急いで駅に向かったのに…。なんか損した気分。


遅れてきたスーパーおおぞら9号で宿泊地釧路へ向かう。結局40分遅れで到着。ホテルにチェックイン。
明日もいろいろありそうな予感を抱きつつ、寝る。そしてそれは現実のものとなるのであった…(謎)。

Today's favorite song:
  大空と大地の中で song by Chiharu Matsuyama