歯を大切にね。

昼下がり、予約を入れていた歯医者に行く。
かかりつけの歯医者から、半年ごとに歯の定期検診のハガキが届くのである。特に歯が痛いわけではないが、行っておくと安心ですから。


地元でも人気で評判の良い歯医者だけあって、いつ行っても混んでます。予約しても30分待ち。本を読みながら順番を待つ。
そして名前が呼ばれ、奥へ。椅子に座るとすぐに若い先生がやってきた。
「担当の先生が他の方を診てますので、僕がしっかりお掃除させて頂きます。」
ここは担当の先生が決まっており、基本的には担当の先生が治療するのであります。しかし私は知っている。定期検診ごときで担当の先生が来ないことを。
というのも、私の担当は院長先生。他に手のかかる患者さんがいるから忙しいのであります。若い先生に定期検診を担当させて経験を積ませる。なんとも合理的で。


定期検診の内容は、歯石の除去と色素落とし。歯をきれいにしながら虫歯をチェックするのであります。で、虫歯が見つかれば引き続き治療に入るというシステム。
まず歯石の除去。歯と歯茎の境目をドリルでグリグリ。「これは歯を削るものではありませんから安心してください。歯石だけ取っていきますからね。」「歯石というものは唾液の中に含まれているカルシウムが固まった物なんですね。」「歯石が付きやすい人というのは、虫歯になりにくい人なんです。」「歯石が付いたままほっておくと歯周病になって歯が抜けてしまう原因となるんです。」「ですから定期的にお掃除することがとても大事になってくるんですね。」などなど一方的に話しながらグリグリ。まぁ、当然こっちは口開けっ放しでしゃべれないし、首も振れないので、一方的になってしまうんですが。


お次は色素落とし。茶渋とかで歯に付いてしまった色素をドリルに研磨剤をつけてまたまたグリグリ。
「虫歯もないですし、お掃除してても歯茎から出血もないのでとてもイイですね。」とのお言葉。ほぇ?毎日の歯磨きで血が出てるのに…(爆)。どういうこと?


さて、すべて終わってうがいをし終わった後、院長登場。一応、担当の先生は必ず顔を見せることになっているらしいのである。
「いや〜、おつかれさまでした。特に問題もないようですね。また半年後に定期検診のお葉書をお出しいたしますので。」
そして院長に出口まで案内され、無事定期検診終了。


そして費用は0円。何とも良心的。腕もいいし、アフターケアもしっかりやってくれる。そこが人気の秘密なのでしょうかね。
皆さんも歯を大切にね。

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  それが大事 song by Daiji MAN brother's band