北陸雪紀行。〜その3〜

さて次の日。残りのフリー区間を乗りつぶすべく、またもや早朝の富山駅へ。高山本線の始発列車に乗り、猪谷駅へ向かう。高山本線は、猪谷駅より先がこれまた台風の影響によりバス代行となっている。線路の先はみごとに雪に埋まっており、先がまったくわからなかった。
が、今回はバスには乗らず、もうすぐ廃止の運命が待ち受けている神岡鉄道へ乗車する。列車は雪をかき分けホームに到着。車内を見渡すと、列車なのにいろりがあるぅ〜。さっそく手をかざす。ん?あったかくない。電球かよっ!あ〜はずかしい。


神岡鉄道。おくひだ2号です。


↓車内のいろり。だまされた〜。


列車はゆったりと進む。窓は曇っているのと雪でよく見えない。そんなこんなで終点奥飛騨温泉口。運賃箱を見ると、万葉線とは違って千円札が機械で両替可能。…ん?新札は使えませんだぁ?あわてて財布の中身を確認。全部新札じゃあ。結局運転手さんに取り替えてもらうはめに。
駅構内でしばらく時間をつぶした後、折り返しの列車で猪谷へ。そして富山へ。


そして今回のメインイベント、富山港線に乗車。2月いっぱいで廃止、LRT化される前に乗れて良かった…。競輪開催日のため、お兄さんやおじさんがいっぱいのってます。沿線にはカメラマンが多数。終点岩瀬浜駅まで全長8kmの短い区間を往復する。とりあえずフリー区間制覇しました。


岩瀬浜駅。さすがに顔は出さなかった。


そして今度は路面電車富山地鉄市内線。富山駅前から終点の大学前まで乗車。どこまで行っても200円の均一料金。大学前からそのまま折り返し、終点の南富山駅前まで乗車。
次に富山地方鉄道に乗り換える。列車到着ギリギリまで改札しないのでけっこうイライラしてしまった。遠回り・高運賃の列車に乗って富山に帰還。


富山地鉄市内線。どこまで乗っても200円。


時間はお昼。最後の飯は贅沢に…ということで、吹雪の中、雑誌に載っていた天ぷら屋へ。
客の目の前でご主人が次々と揚げてゆく。つゆにさっとくぐらせて口へ運ぶ。ちょうどいい温度になった衣にサクッと歯が入る。しかし中のネタは熱々。とてもおいしゅうござんした。


そして駅まで戻ってくる。むむ、乗る予定のはくたかまで1時間半以上ある。雪で遅れるかもしれないし…。ということで1本前のはくたかに変更!この時期スキー客でいっぱいなので新幹線はそのままにして越後湯沢で待つことに。富山で待っても越後湯沢で待っても同じだもんね。


おみやげをしこたま買い込み、はくたかに乗車。雪で遅れるかと思ったけど、ひどい遅れにならずに越後湯沢着。1時間近く時間をつぶして新幹線に乗車。とりあえず無事で良かったです…。

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  ワキワキマイフレンド song by Hiromi Goh