いきなり北海道。その2

さてさて、ホテルで朝食をとる。レストランは満杯でしばらく待たされる。バイキング形式でおかずとご飯とのりとみそ汁とサラダとフルーツとフルーツポンチと牛乳を頂く。朝から腹一杯。


そして札幌観光に。札幌JRタワーにのぼる。38階の展望フロアは360度北海道を見渡せる。手元の資料によると、地上173mで富良野駅の標高とほぼ同じ高さとなっている。東京タワーの約半分ですか。
そして時計台、大通公園さっぽろテレビ塔など、札幌の観光地をひととおり見て回る。結局午前中で回り終える。


こうなったらレンタカーでも借りて遠出だ!!ということで駅前のレンタカー屋へ。
同じことを考えている人はたくさんいるようで、借りられたのはナビなしのハイエース。燃料は軽油。地図をもらって出発。…しようとしたが、サイドブレーキはどこ?探してみると、小型発電機を始動するときに引っ張る取っ手みたいなモノを発見。おそるおそる廻しながら引っ張ってみる。ビンゴ!!
今度こそ出発。さすがに運転感覚が違うよぉ。とりあえず看板を頼りに高速へ。後から考えてみるとけっこう遠回りしちゃったみたい。


北海道は車の密度が少ないので渋滞でイライラすることもなくガンガン走って日高ケンタッキーファームへ到着。牧場でござる。
とりあえず馬に乗るかということになり、馬を予約。時間になり、さっそく乗馬初体験。
15分ほど簡単な講習を受けた後、15分園内を回るけっこう本格的なものである。
馬を進めるときは腹を思いっきりけっ飛ばす。係のお兄さんには「遠慮しないでどんどん蹴ってくださいね。」と言われたが、けっこう蹴りにくい。ももの内側の筋肉は普段鍛えてないのでなかなか思いっきり蹴れないのぉ。
方向転換するときは手綱を引っ張って行きたい方向に馬の顔を向ける。で、止まるときは手綱を引っ張ればOK。


乗る前はいきなり走り出しちゃったらどうしようとか、振り落とされないかとか心配だったけど、そんな心配はありませんでした。お兄さん曰く、「馬はなまけものですので、どんどん蹴らないと休んでしまいますよ。」本当でした。


そしていよいよ馬場の外へ。係の人が引き馬するのかと思いきや、すべて自分が馬をコントロールするのである。そしてまたお兄さんがいいました。「道ばたの草を狙ってますから、気を抜くと道から外れてしまいますよ。しっかり手綱を引いて、草から目をそらしてあげてください。」馬はとっても食いしん坊です。


そして馬場へ戻る。馬から下りるときには首のところをトントンたたいて感謝の印。お疲れさん。
意外に楽しかったよん。また乗馬してみたいです。


腹も減ったところでジンギスカンを食いにレストランへ。
…が、ランチタイムの営業はすでに終わってるよぉ…。でも、やっぱり北海道ではジンギスカン食いたいよねぇ。ということでダメ元で交渉。なんとOK!!そばにいた男性ペアもちゃっかり便乗。うーん、腹一杯。


まだ時間があるので、室蘭へ。地球岬に向かう。日が陰ってきて、風も強い。北海道さぶっ。ただ、見晴らしはよかったよぉ。鐘も鳴らしてきた。
高速に乗り、札幌へ戻る。室蘭から札幌はけっこう長い。
札幌市内で高速を下り、ガソリンスタンドを探す。ていうか、札幌の中心なのにスタンドがなさすぎる。ぐるぐる回ってやっとたどり着く。スタンドのにーちゃんに地図を見せて「ここどこですか?」と聞いちまったぜ。


無事レンタカー屋へ車を戻し、すすきのへ。海鮮丼を頂く。う〜ん、イマイチの味。お酢がくさいしネタも微妙。やはり店は選んだほうが良いですよ。


ホテルへ戻ってゆったり。さすがに長時間運転は疲れたので、マッサージを部屋に呼びつける。こっちも微妙だった。

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  草原の人 song by Aya Matsuura