いざ、ぎふぅ。
岐阜へ行きたい。友からきたメールに誘われ、深夜、家を出る。
中央道経由で松本へ。すでに早朝４時過ぎで、あたりは白みはじめる。友の運転で私は助手席。眠気と戦いながら二人は進む。
目的地は白川郷。合掌造りの里である。先日は富山の方に親と行ったばかりだが、今回は岐阜。
早朝だけあって、駐車場にはすんなり停められる。さっそく散策へ。
まず神社を見る。その後田んぼの脇の道を歩く。道ばたの堀には鯉だか岩魚だかわからん魚が泳いでる。そして坂を登って展望台へ。白川郷の合掌造りの民家が一望できる。う〜んいい眺め。
↓展望台から。眺めはいいし空気がキレイだ。
↓マンホール。白川郷おりじなる。
展望台からの帰りは急な山道を下る。足がもつれそぅ。駐車場への帰り道、おみやげ屋で黒豆どぶろく羊羹を購入。
腹も減ったので吊り橋を渡って対岸へ。がっつり食おうと定食を頼む…つもりだったが、麺類でお願いしますだぁ？（怒）しかたがないので、にじますそばを注文。……イマイチ。食って損した気分だ。
気を取り直し、合掌造り民家園を見学。合掌造りの建物の中に入る。急な階段を四つんばいになって二階へ。床が抜けるんじゃないかと思いつつ歩き回る。まぁ、見てどうこう言うことは特にないが、一番印象的だったのは水車（ぉぃ）。
車へ戻って出発。…の前に今夜の宿となる名古屋の友のために手土産の酒を買う。
そして車へ。この時間になると観光客でいっぱい。人の間を縫って、一路白山スーパー林道へ。
片道3150円。高い…。
車はカーブを右に左に上っていく。白川郷展望台にて遙か下を臨む。ついさっきまでいた白川郷がすごく小さく見える。
さらに車を進め、県境のトンネルをくぐるとこんどは急な下り坂。そしてその先に見事な滝が。ふくべの大滝である。いやぁマイナスイオンたっぷり。そしてなにより美しい。ここまで美しい滝はなかなか無いぞ。
↓ふくべの大滝。すばらしい。
滝を後にし、次は親谷の湯。駐車場から山道を下ること30分のところにその秘湯は存在した。一応混浴なのだが更衣室はなし。私たちは足湯として温泉を堪能する。が、強者はいるもので…。見知らぬお兄さんが全裸でご入浴あそばされました。もちろんまわりには女性客の目も…。その勇気に拍手。
死にそうな思いでもと来た道を引き返し、息も絶え絶えになって山道を登り、車へ。そしていよいよ南下して名古屋を目指す。
勝山、越前大野を経由し、道に迷いながらも県境の林道入口へ。通行止めだぁ。通行できますってネットに書いてあった気がしたんだけどなぁ。
しかたがないので途中のかずら橋を見学。おいおい、こんなの渡るだけで金取るのかよ…。
↓かずら橋。意外に板の間隔が広くてつまづきそうになった。
仕方がないので今庄へ抜けることに。地図を見ながら近道を探す。途中から道がダートに変わる。うげぇ。地図にも案内板にもダートなんて書いてないぞ〜。ひぃひぃいいながら友は運転していた。
道が分からず、すげぇ迷って、すげぇ遠回りして、やっと名古屋の友の家へ到着。
土産の酒で宴会が始まったのは言うまでもない。
翌朝、東名をダッシュで駆け抜け、お昼過ぎに帰宅。そしてそのまま休日出勤（泣）。
