東北鉄道のりつぶし。〜その1〜

飛び石連休ということで、またまた鉄道の旅をしてまいりました。
今回は、「3連休パス」を使用。JR東日本全線が3日間乗り放題のきっぷである。


まずは早朝から東北新幹線に乗って一ノ関へ。一ノ関で大きな荷物をコインロッカーに預け、東北本線の列車にダッシュ石越駅くりはら田園鉄道(通称くりでん)に乗り換える。くりはら田園鉄道は来年春に廃止が決まっており、なんとしても雪が降る前に乗っておきたかった。
やはり廃止が近づくと観光客が増えるのである。車内はけっこう混み混み。普段からこんな感じなら廃止にならないのに…。


↓くりでん。ヘッドマークは栗。


列車に乗り込み、整理券を取る。始発駅であり、JRとの乗換駅でもある石越駅無人駅。運賃は降車時に支払います。そして終点細倉マインパーク前駅に到着。折り返しの列車の発車まで10分弱。さっさと写真を撮らないと間に合わない〜。って感じで写真を撮って戻ってみると、あれ?まだお客さん全員降りてない。料金後払いのため、完全入れ替え制。やっと乗れた…。


結局列車は5分ちょっと遅れて発車。…って待てよ?帰りの石越駅での接続時間は5分しかない。次の1時間15分後の列車では、予定したルートで青森にたどり着けなくなるため、石越駅からタクシーに乗るしかない。そんな予定外の出費は勘弁である。運転手さん、たのむぅ〜。飛ばしてくれぇ。途中駅なんて人がいないし、誰も降りないから通過してくれぇ。
…なんていっても無理な話。運を天に任せて列車に揺られる。


そして石越駅到着。JR発車時刻1分前。すばらしい!運転手さんに感謝しつつダッシュ。間に合いました!!
一ノ関で荷物を回収し、ついでに駅弁を購入して大船渡線に乗る。列車の中で腹ごしらえし、車窓をぼんやり眺める。…。…。長い。駅間が非常に長い。まわりは山と川と田んぼと道。のどかだ…。
気仙沼を経由し、盛駅へ。一ノ関からえんえん2時間40分乗車。すでに4時近く。日も傾いてきた。盛からは三陸鉄道南リアス線に乗り換え。


三陸鉄道南リアス線


2年前は台風のため乗れなかった三陸鉄道。やっと乗れたよ。
三陸鉄道はほとんどがトンネルと盛り土区間。雪とか雨とかには強そうだが、風には弱いな、きっと。
釜石に到着する頃はすでに真っ暗。まだ4時半過ぎだってのに。冬だねぇ。
釜石からはJR山田線で宮古へ。宮古からは三陸鉄道北リアス線
北リアス線もほとんどがトンネルと盛り土区間である。そして久慈へ。


久慈からはJR八戸線。乗る人も少ないのに3両編成。八戸からは特急つがるで青森へ。
明日も乗るぞ〜。


特急つがる。この時間は特急しか走ってません。

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