東北鉄道のりつぶし。〜その2〜

東北旅レポの続きです。
本日のメインは五能線の旅。青森からリゾートしらかみに乗車。この列車、3両編成で全車指定席。座席の間隔が広くゆったりとしている。窓は大きめに作られており、景色がバッチリ見えるまさに観光用の列車である。今回は、緑を基調とした「橅編成」に乗車です。


リゾートしらかみ橅編成。


↓窓は大きいよ。


朝方は雪がちらついていたが、五能線に入ると天気が回復してきた。
五所川原駅を過ぎると、三味線の生演奏が始まる。おっちゃんとおばちゃんが三味線を演奏しながら唄を披露。…が、おっちゃんの三味線の弦が1本切れる!しかしおっちゃんは最後まで演奏。三味線じゃなく二味線になっちゃいました。地味になっちゃいます。ちなみに、もし、もう一本切れたならば、それは一味線(人見せん)となって、人に見せられなくなっちゃいます(爆)。


↓三味線生演奏中。


途中からはおっちゃんが唄オンリー。おばちゃんが三味線で伴奏という形で進行。おっちゃんは乗客に合いの手を入れさせる。そして自ら車内をまわり、乗客にマイクを向けているではないか!しかも明らかに私にマイクを向けようと合いの手のタイミングまで牛歩戦術を使ってきた!そしてついに私にマイクが向けられた!!
「↑ほ〜いほぃっ!↑」(※声のトーンはかなり高めに)
私はやむなく合いの手を入れる。おっちゃんは「ぐっじょぶ!」といわんばかりの満足そうな表情で次の乗客にマイクを向ける。


鰺ヶ沢駅で2人は下車。鰺ヶ沢を過ぎると海岸沿いを走るようになり、車窓に絶景が広がる。ビューポイントでは案内放送があり、列車は徐行する。シャッターチャンス!


千畳敷付近。天気がもう少し良ければねぇ…。


そしてウエスパ椿山駅に到着。ここでは観光駅長がお出迎え。立ち位置がちょうど私の席の窓の外。スマートな酒井若菜だ。ちょっとドキドキした。


↓ウエスパ椿山駅観光駅長。実物はもっとかわいい。


そして長いこと五能線の車窓を堪能し、秋田駅に到着。
男鹿線に乗車。通称男鹿なまはげライン。終点の男鹿まで行って折り返す。


男鹿線なまはげ


そして時間はすでに夕方。秋田新幹線こまちに乗車。いやぁ快適だ。
が、雫石で停車。なぬぅ〜。人身事故だぁ?勘弁してくれぇ。
待てども待てども動きはない。30分くらいたって、まもなく運転再開の見込みとのこと。…だったが、体の一部が見つからないため運転再開できず。どんだけバラバラになったんだよぉ。


結局1時間以上たって運転再開。単線のため新幹線といえども動き出すまで時間がかかる。事故現場は当然徐行。盛岡駅に1時間20分くらい遅れて到着。ここではやてと連結し、仙台へ。さすがははやて。めちゃめちゃ速い。しかし、このままだと、仙台で乗り換える予定のやまびこも遅れるはず。郡山で接続できなかった場合、1時間くらい待ちぼうけを食らうことになる。とばせとばせぇ!


仙台でやまびこに乗り換え、郡山へ。仙台で10分くらい遅れて発車したものの、郡山では定刻で到着。すばらしい!!
郡山からは磐越西線。当初予定していた列車の1本後の列車に乗る。いつもみたいにギリギリで行程を組んでたら大変なことになっていたかも…。
そして本日の目的地、会津若松に到着。コンビニで夜食と明日の朝食を買おう…。無い。無い。コンビニがない。ターミナル駅のそばにコンビニがないってどういう事だ!!


仕方がないのでホテルで寝る(涙)。

Today's favorite song:
  五能線 Kaori Mizumori